新築住宅では、新しい家具や家電、インテリア雑貨などが内装を彩るでしょう。

しかし、それまで暮らしていた住まいのモノもあるなら、収納について考える必要があります。今回は、新築住宅での実用性高い収納についてのお話しです。

取り入れ方

実際の収納にはいくつかの鉄則があり、それを意識しながら間取り図に落とし込むと快適な暮らしやすさになります。

・適正量
・定位置
・動作
・使用頻度
・グルーピングなどを意識しましょう。

適正量と収納スペース

持っているモノの量に合わせて収納スペースを決めます。
中に入れるモノのサイズに合わせて仕切ることにより、見た目も美しく、ムダなモノを詰め込むことがありません。

かさばるモノの場合には、1箇所にまとめることをおすすめします。
例えば、洗面所（脱衣場）ではフェイスタオルやバスタオル類です。

キッチンなら食器類はカップボードへまとめてしまいましょう。
そこで収納が足りないからと、収納ケースや家具を新たに足してしまうと不要なモノを次々にしまい込む可能性大です。

日常的に必要なモノだけを収め、残りはファミリークローゼットやパントリー、床下収納など、適材適所に収納しておきます。

適材適所のメリット

玄関には玄関で使うモノ、キッチンはキッチンでのみ使うモノというように、モノの置き場所が定まれば、探し物のロスタイムが軽減します。

家事や仕事、遊びなども効率よくこなせ、時間を有効活用できます。

新築時に何をどれだけ持っているか、モノをリスト化しておくと、2度買いやムダ買いが減り、自然と節約できます。

さらに、家族だんらんの時間が増えたり、お友達を気軽に呼べるなど、快適な生活空間で暮らしが豊かになります。

以前の住まいから荷物を持ってくる際、モノが散らかる原因から見直したうえで整理して収納すると、すっきり空間をキープできます。