前回に続き、珪藻土の魅力についてご紹介します!
▶︎壁材として珪藻土が選ばれる理由
・調湿性能に優れている
無数の微細な孔を持つ多孔質の珪藻土には、室内の湿度が高くなると水分を吸収、
逆に湿度が低くなると水分を放出して湿度を調節する働きがあり、これにより結露の解消も可能になります。
孔を持たないビニールクロスにはできない働きです。
同じ自然素材の壁材として漆喰も人気がありますが、調湿機能に関しては、珪藻土のほうが優れています。
そのため、湿気の多い洗面所などの水まわりに利用されることが多いのです。
・断熱性が高い
珪藻土は多孔質なので、熱伝導率が低いという特性を持っています。
そのため断熱性が高くなり、冷暖房効率が良くなるというメリットがあります!
・耐火性がある
昔からコンロや耐火レンガに使われてきたことからもわかるように、珪藻土には耐火性があります。
住宅といえば怖いのは火事ですが、珪藻土なら燃焼を長く抑えることができるのです。
もちろん化学物質ではないので、燃えて有害なガスを発生させることもありませんよ。
・室内の空気を清潔に保つ
珪藻土の細かい無数の孔は、呼吸をしており、その働きで、ニオイや有害物質を吸着してくれます。
トイレのアンモニア臭やキッチンの生ゴミといった不快なニオイも取り込んでくれます。
発がん性が指摘されているホルムアルデヒドを吸着し、無害なものに分解してくれるという点もあります。
2回に渡り珪藻土についてご紹介しました。
リフォームの際、長く快適に住めることはもちろん、
耐火性や有害な化学物質を含んでいないなどの安全性も大切です。
壁や床のリフォームをお考えの際は、珪藻土を取り入れてみてはいかがでしょうか。