フローリングの張り替え費用は、現状の床材によって変動します。
これは、フローリングに張り替える際の手間や工法が違うためです。
カーペット、クッションフロアからフローリング張り替えの場合
カーペットやクッションフロアは簡単にはがしてフローリングに張り替えできるため、
費用は比較的安価になります。
例えば、6畳で防音仕様でないフローリングに張り替える場合、10万円前後の施工になるでしょう。
畳からフローリング張り替えの場合
畳からフローリングに張り替える場合は、高さを揃えるために下地を調整する必要があります。
そのため、張り替え費用は比較的高くなります。
例えば、6畳で防音仕様でないフローリングに張り替える場合、費用相場は16~19万円前後となります。
フローリングからフローリングへの張り替えの場合
フローリングからフローリングへの張り替えの場合、フローリングの張り方によって費用が大きく変わります。
もともとのフローリングをはがさない上張りは、張り替えに比べて安く施工できます。
例えば、6畳で防音仕様でない上張りの場合、費用相場は10~12万円前後となります。
上張りは費用の面でお安く済ませたい方におすすめの施工です。
フローリング材を選ぶ際の留意点について
フローリング材それぞれに特徴があります。
・合板フローリング材と無垢フローリング材の違い
▶︎合板フローリング材:何枚もの木材を接着剤で重ねて作られる
▶︎無垢フローリング材:一枚の木をそのままスライスしてできる(継ぎ足しをしているものもあり)
・代表的な無垢フローリング材の特徴まとめ
スギ材やパイン材は柔らかく、踏み心地がいいのが特徴です。
空気を多く含むため、冬でもあたたかい点が人気です。
一方で、引っかくと簡単に傷がつき、汚れも落ちにくいのが難点です。
ナラ材はスギ材やパイン材より費用がかかりますが、
傷がつきにくく無垢フローリング材の中ではメンテナンスがしやすい点で人気のフローリング材になります。
無垢フローリングはデメリットも多いものの、使い込むと合板にはない味が出てくるフローリング材です。
ぜひ、その手触りの心地よさを実感してみてください。
見た目の好みや機能性を考慮してご自身のお家に合った素材を選びましょう。