リビングは住まいの中で、家族みんなが集まってくつろげる、
もっとも気持ちいい空間でありたいものですよね。
しかし、建築費や敷地の条件によっては、
リビングを広くとりたくても物理的にとることができないことがあるかと思います。
広くとれないなら、少しでも『広く感じさせる』工夫をしてみましょう。
リビングをより広く感じさせる方法を、何点かご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください♪
▶︎窓を大きくする
窓があることで視覚的に空間を広く感じさせることができます。
窓の数を多くしたり、幅や高さを少しでも大きくとることで、リビングに開放感や奥行き感が加わります。
壁面に対して、窓のわが多ければ多いほど、開放感が増してリビングを広く見せることが可能です。
【コーナー窓】
2面の壁に窓を連続してもうけた『コーナー窓』は、2方向に視界が広がり、さらに開放感があります。
ただし窓を大きくするということには、同時にデメリットも考えなければなりません。
ひとつは外部からの視界です。
リビングが道路に面していると、通行人などの視線が気になって、
カーテンを閉めっぱなしになる恐れがあります。
せっかく大きな窓を取っても無駄になってしまいますよね。
レースカーテンをミラーカーテンにすることで、外からの視線はある程度カットすることはできます。
もうひとつは夏の日差しです。
夏のつよい日差しや西日は、窓を閉めていても容赦なく入ってきますよね。
窓の遮熱性能が上がっているとはいえ、熱の侵入の70%は窓からといわれています。
窓の面積が大きければ、そのぶん室温が上がるため冷やすための冷房費に影響します。
西日は特に強烈なので西側に大きな窓を取ることは、極力控えたほうが良いです。