新築注文住宅に和室を設けた間取りは、「幅広い使い方ができる」「リラックスできる」「快適さがある」などの魅力があります。
特に、断熱性・保温性に優れている和室のある間取りは、冬は暖かく、夏は涼しいという快適生活を送れる点も高温多湿な地域では大きなメリットです。
ここでは新築注文住宅に設えたい、和室の強みをご紹介します。
和室の強み
和室には畳が敷かれます。フローリングの床も同じく、跡や傷がつきやすいことやメンテナンスに手間がかかります。
しかし、新築注文住宅に和室を取り入れるのは「使い勝手の良さ」があるからです。
例えば、狭い土地だったとしたら、一般的な居室の広さは6畳と考えられています。
しかし、リビング横に設けることのできる和室なら、3畳〜設えることができます。
ちょっとした家事スペースとして利用するだけなら3畳〜でも十分です。
さまざまな使い道に対応可能な和室は、ゲストルームとして利用したり、子どものプレイルームにも使えます。
また、新築時には不要だとしてもリフォームが可能に。床を畳に変更するだけで和室空間ができます。
これによるメリットは足腰に優しい造り。親との同居となる二世帯住宅に応用が効きます。
畳は足腰に負担をかけませんし、高齢者の方の多くはベッドより布団派。敷布団も敷きやすいでしょう。
畳の材質による健康効果も相まって、高齢者との暮らしには強みがあります。
もちろん、子どもとの暮らしや、これから先々を考えると自分たちが歳を重ねた際にも大いに役立つ間取りです。
一室設えるまでは躊躇するなら、リビング横に畳コーナーを設えるのも良いでしょう。新築注文住宅なら簡単に施工できます。