住宅を建てたいと思ったときに耳にする「間取り」という言葉を、どれだけ理解しているでしょうか?
夫婦二人暮し、子供との暮らしなど、それぞれのライフスタイルによって最適な間取りは異なります。
今回は、そんな間取りについて詳しくご紹介したいと思います。
間取りとは
間取りとは、住宅の部屋の配置を示したものです。平面であれば、空間のイメージがつきづらいので、間取り図に配置を落とし込んでいます。
その際、「1K」「2LDK」というように数字とアルファベットにて機能や構成を表しています。
間取りに使われるアルファベットの意味
・「R」は居室(ルーム)を意味しています。
・「D」は食事をとる空間(ダイニング)を意味しています。
・「K」は台所(キッチン)を意味しています。
・「L」はリビングを意味していて、住宅で家族が集まるメインとなる居間を意味しています。
住宅の価値について
新築一戸建て住宅の場合、土地の広さ=不動産としての価値だといわれています。
築年数30年を超えると建物には価値がなくなるからです。
しかし、住宅の価値は土地の広さや部屋の数で決まりません。
もちろん、広くて部屋数の多い新築に憧れもあるでしょうが、そこに暮らす人にスポットを当てると、必ずしも広くて部屋数の多い住宅の方が良いということになりません。
ライフスタイルに合わせる
間取りというのは、ライフスタイルに合わせることで、最適な住まいへと繋がります。
例えば、広い部屋ほど光熱費はかさみます。
共働き夫婦で一日の大半留守にしているのなら、1LDKでなくても1DKでも問題なく暮らせるかもしれません。
子供がいれば、食事する場所、寝室、子供部屋を分けたいという方もいるでしょうし、反対にリビングで勉強させたいから子供部屋は要らないという方もいます。
それぞれの暮らし方があるので、自分たちにとって最適の間取りを選ぶようにしましょう。