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2020-06-19

バルコニーをつくるときの注意点

▶︎注意点

バルコニーを検討する際の注意点をご紹介します。

・コスト
バルコニーをつくるのには、コスト面も同時に考えなくてはなりません。

バルコニーで布団を干すことがあると思いますが、4人家族の布団を横並びで干すのであれば、
バルコニーの横幅は約3.6mは最低限確保したいところ。
幅が広がれば当然コストは増え、縮めると減ります。
目安としては90cmで10〜15万円くらいになるので、
3.6m確保するには40〜60万円程になり、幅を広げるとその分10万円単位でコストが増します。

バルコニーはただ広いだけでなく、使い勝手とコストのバランスを考えるのがよいでしょう。

・部屋が暗くなる

持ち出し式バルコニーをつけると、なにも無い場合と比べて1階の部屋が少し日陰になって暗くなります。
部屋の奥のほうまで光を届けて明るくしたいなら、リビングの外側には持ち出し式バルコニーを設けないほうが良いです。
ただしデメリットばかりではなく、夏場の上からの直接的な日差しはカットし、
冬場の低い太陽の日差しを取り入れることができます。
夏の暑さ、冬の寒さ軽減には、持ち出し式バルコニーが効果的でもあります。
一方インナーバルコニーは、基本的に外からの直射光は入りにくく、間接光が届く程度です。
部屋は明るくはなりにくいので、寝室など日中あまり人がいないような部屋には問題ありませんが、
2階リビングでインナーバルコニーを採用するのは注意が必要です。

 

・防水メンテナンス

バルコニーの床は塗装や防水シートで覆われていることが多く、経年劣化が進む箇所となります。
そのため劣化具合によって10〜15年に1度、再塗装や防水シートの増し貼り等のメンテナンス工事を要します。
一般的なバルコニーであればメンテナンス工事費用は10〜15万円程度になりますが、
広々としたバルコニーであればメンテナンス費用も数十万円とバカにならない負担になります。
広いバルコニーを作るときには、将来のメンテナンス費用のことも必ず確認しておきましょう

 

 

 

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